ふじりんごの回

ゴ−ルデンウィ−クも今日でおしまい。

とは言っても、あたしは昨日と今日の2日間しかおやすみはありませんでした。仕事は順調とはウソでも言えず、自分の常識のなさとかあわてんぼうの性格とか、もうとにかくワタナベユウコまるはだかにされちゃうよ−な毎日で…( ´∀`)まぁ良く言えば、そ−やってほんとの自分に出会う機会が多いとゆ−のかな?ほんとの自分のチカラが試されてるとゆ−のかな?うん。そ−やって前向きに考えると、そんな場所や機会を与えてくれる今の環境に感謝かも・・・。おととい先輩から仕事をついに引き継がれ、これからはひとりでやることが当たり前になった。う−む。責任もってがんばろう。

暗く暗く、マイナスマイナスに考えちゃダメッッ!!!そんな自分はキモいしウザいしイタい。 とにかくせっかくのGWだし、こんなだめだめな日常をぶっ壊したくて、知り合いのレコ屋のおっちゃんに誘われたイベントで踊り壊れたり表参道ヒルズであたしの1番スキな映画監督・ヴェムヴェンタ−ズの写真展(http://wenders.jp/)に行って思いっきり脳内洗浄したり、金曜日、あたしの仕事が終わってから、ことことことこととがらがらの電車に揺られ、いざ山梨へ…。(←河口湖st.) 昔の栄光、山岳部主将の意地を賭け、Mt.FUJIに登りたくて登りたくて登りたくて登りたくて、Jを道連れにして行って来ました−(。→∀←。)

 

5合目まで河口湖からバスで1時間。スニ−カ−に斜めがけバック。日本一の山に喧嘩を売るかのスタイルであたしたちは登り始めた…。観光客を乗せる馬のうんちの鼻につく臭いと、直射日光、そして雪のじゅうたんがあたしたちを苦しめる。スニ−カ−にしみこむ雪解け水。Jは半ギレしているよ−だ。雲海の眺めは最高で、それだけで心が安らぐ。こんなキモチになったのは久しぶりだった。
6合目。なんとか無事到着。 が、しかし!あたしの巨体を支えるヒザがクスクス笑い始めるぅぅぅ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!! Jがすかさず、あたしのバックを持ってくれ、お茶と煙草を与えてくれた。ん−黄泉がえり
7合目。きゃ−。ついに本気でリタイヤしちゃいました−il||li _| ̄|○ il||liだって、まじ無理無理無理無理。ってDA PUMPの「if...」かよ、つ−かkenかよって感じだけど(笑)、ほんと無理だった。やっぱ山開きが6月の終わりなのに、GWはさすがにキツいっっ! 観光客も5合目以降はいなかったし…。

ごめんなさ━━━━(;゜Д゜)━━━━い。皆サマ。かっちょ悪い報告になってしまいました−。

でも、夏に絶対リベンジしてみせる。そんな夢がみれる場所だった。高校時代、山岳部で青春してたころの自分がオ−バ−ラップした。絶対、次は登りきる。昔みたいに。だから、やせる。昔みたいに。

なんか、どっかに観光に行ったりすると、いっつも感じるんだけど・・・。
今、こ−していつものパソコンの前でいつものコ−ヒ−を飲んでいつもの煙草といつもの音楽を聞いて、いつもの街の雑踏をきいて、いつもの殺伐とした毎日を送ってるあたしがここにいるじゃん。それが今やあたしの当たり前のライフスタイルじゃん。なのにアウェイに行くと違う。当たり前のことだけどさ。なんか、そ−ゆ−日常の音が消える瞬間がアウェイにはある。そこが旅行とか旅の醍醐味だよね。富士山の場合は、森とか動物とかの呼吸すら聞こえなくなる瞬間、それを何回か感じたんだ。その瞬間はまさに無だった。みんな富士山の前では無力で、無知なんだなって思った。
そ−やって、当ったり前の日常から解き放たれるときに、人は初めて自分を知るのかも知れないなぁぁ−。

   

ありがと−富士山。あたしは今回もちゃんと自分と向き合えたよ。
ほんと、おみゃ−はすさまじく日本一、Top Of Japanだよ。